2009年2月15日日曜日

b-mobile3Gを買った

  旅先や公園などの屋外からPCでインターネットに接続する手段と料金を検討してきた。結果、日本通信の「b-mobile3G hours150」が私の用途に最適だと判断した。「150時間の接続時間、480日の使用期限、USB端末機」がセットになって\39,900。150時間を480日で使い切ると1ヵ月当たりの料金は\2,500弱になる。外に出た時だけ使うという事では使い切れないかも知れない。Amazonなどの量販店ではもっと安く買えることを知って後悔している。
  通信回線はドコモの3G/HSDPA 通称FOMAハイスピードを使う。ベストエフォートで下り7.2または3.6Mbps、上り384Kbpsという規格だ。bモバイルでは色々な帯域制限を掛けているので、FOMAハイスピードの規格通りのスピードは出ないだろう。
  日本通信は、 MVNO(Mobile Virtual Network Operator 仮想移動体サービス事業者)と呼ばれ、携帯電話などの無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供している会社である。

  電波状態が最良の場所で使ってみた。遅い!。光接続に慣れているせいかも知れないが、ふた昔前のインターネット接続という感じだ。特に連続したデータを受信し続ける動画は厳しい帯域制限が掛かっているようで使えない。YouTubeやSkypeのビデオは、しばらく待っていれば画は出るがすぐに止まってしまう。KeyHoleTVは普通に見えた。日本通信の説明には次のように書いてある。注5)本商品は、Webやメール送受信をモバイルで快適にご利用いただくための商品です。そのため、動画再生やファイル交換(P2P)アプリケーション等、連続したデータ通信はご利用いただけない場合があります。
  旅先で使うオンライン地図も試してみた。ゼンリンのIts-mo-Naviは使いたくないほどカッタルイ。カーナビの地点データを作るのに使っているMapfan-netは、我慢すれば使える。Mapfanが使えなかったらbMobileを買った意味が半減する。インターネット接続環境が無い旅先や、公園とか野原で使うことを想定しているので、遅くてもつながればいいや、といった気分になるしかない。
  ちなみに、Windowsのタスクマネージャーのネットワーク・タブを開いてみるとリンク速度が3Mbpsと表示される。これは3G/HSDPAが3.6Mbpsという規格なので、この表示は当然だ。ところがそこに表示されるネットワーク使用率が問題で、普通のHP閲覧では10%程度、動画やSkypeのビデオでは1%程である。日本通信が帯域制限をしているのだ。トラフィックの輻輳を懸念しているとしてもこれほどまでに制限を強めないでほしいものだ。そのような帯域制限を設けることでドコモから安価に回線を買っているのだろう。
  左上の写真は、液晶ディスプレイと周囲の明るさのバランスがとれる日没直後に撮影した。

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