2012年1月20日金曜日

八代艶歌が日本酒からバーボンに

  東京地方は初雪ということで、ここ大田区でもみぞれになった。テレビでは寺井尚子と八代亜紀という珍しい組み合わせでJazz演歌をやっていた。番組最後に八代が歌った曲はジャズではなく「デスティニーラブ~運命の人~」。ボーカルはまさしく八代艶歌だがオーケストラアレンジからは60年代のアメリカンポップスの匂いが感じられる。「舟唄」が日本酒なら、この曲にはバーボンが似合う。
  調べてみると、ラジオ深夜便の歌として昨年10月に放送されたもので、作詞:石原信一(1948~) 作曲:徳久広司(1948~) 編曲:矢野立美(1949~)、みな団塊の世代だ。中学生時代に米国のポップスとジャズの洗礼を受けて育った人たちだろう。
  1958年に日欧米でヒットした「君はわが運命 "You Are My Destiny"(作曲歌唱:ポール・アンカ Paul Anka)という曲があったことを思い出した。左のシングル盤は1958年のものではなく後年再発売されたものと推測する。私の玩具箱に日本楽器のカバーが掛って残っていた。今、米国上院下院で審議されている法案"PIPA", "SOPA"が可決されたら、このような写真を掲載できなくなるのかな。

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