2007年8月28日火曜日

Sound Remaster RMS-1000

  昔の録音を再発売する時、周波数特性や音量感などを変えて、痩せた音をふくよかにしたりネボケタ音をシャキッとさせたりといった加工を加える。これをリマスタリングという。毎日、古い録音の音楽ばかりを聞いている私には「あったらいいなぁ~リマスタリング機材」であった。

  デジタル音響機材を組み合わせて簡単なリマスタリング装置を作れないものかと、あちこちネットサーフィンをしていたら、リマスタリング機能を持つ完成品に出会った。ジャズのように個を際立たせるセッションモードとクラシックのように音の響きあいを重視するアンサンブルモードを使い分けよ、と書いてあった。

 「音というもの」は聞いてみないと分からないし、更には、「信ずる者のみ救われる」であろう曖昧模糊とした性質を持っている。得体のしれない機械であるが買ってみた。感性が衰えてしまった私の耳を楽しませてくれるかどうか、じっくりと使って批判的に検証してみたい。

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