2009年5月23日土曜日

我が家の気象台

  東南東10Kmに羽田空港があり、ATIS(Automatic Terminal Information Service, 飛行場情報放送業務)を聞けばリアルタイムで気象状況が分かる。また、METAR(定時飛行場実況気象通報式 RJTTは羽田の空港コード)もインターネットで見ることができる。これらのデータは実際にパイロットが使っている正確なものだ。
  写真のような誤差が大きい家庭用の計器は無くてもいいのだが、何か眺めるものがあった方がいいので置いてある。
  羽田のATISは受信機を窓辺に置けばよく聞こえる。この無線機は国産だが89年にシンガポールの秋葉原で買ってきた想い出の品物。ATISの声は合成音声なので聞き取り難いところもある。ここをクリック(mp3, 128Kbps) なお滑走路が閉鎖されているのは、冒頭のアナウンス one-five-zero-zero(15:00UTC=24:00JST)で深夜だから。
  航空無線通話は英単語を使った航空用語で無駄な言葉を省いた短い交信だが、更に間違いを避けるため通常の発音とは違う独特の発音になっていたり別の単語が使われることがある。例えば「数字の9」は「ナイン」ではなく「ナイナー」、「違います」は「ノー」ではなく「ネガティブ」と決まっている。

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