2010年5月28日金曜日

Webカメラで長時間の録画

  一眼デジカメでもコンパクトデジカメでも動画は撮れるが、高画質が故にファイルサイズが大きくなるとか発熱による記録時間制限などで長時間の記録ができない。留守にする際のペットの様子や丸一日分のドライブの車窓など、長時間それなりの画質を確保したビデオ録画装置を考えてみた。
  思いついたのは、ノートPCとWebカメラを組み合わせ適当なソフトを走らせること、これだと有り物で済みお金がかからない。ところが、有るようで無いのがWebカメラで動画を記録するソフト、Webカメラのおまけに付いてきたソフトはあったが、どうも分かり難く使い勝手の悪いものだった。
  かなりの時間を費やしたが色々なキーワードで検索して見つけたのが debut というソフトの無料版、取説を読まずに使える分かりやすいソフトだ、設定画面の文字が小さ過ぎるのが玉に瑕。WMVやMP4などの圧縮フォーマットで記録できるので、画の大きさやビットレートを適切に選択すれば希望の画質とファイル容量が得られる。
  一例として、画の大きさ640x360ピクセル(16:9)、フレームレート30fps、MP4フォーマットで音声を128kbps、映像を平均1,024kbps最大2,048kbpsに設定した場合、記録されるファイルサイズは毎分8.5MB、1時間で510MB、10時間で5.1GBになる。芸術作品ではなくメモ代わりの記録映像なので、この程度で我慢だ。動きが滑らかではなくパラパラ漫画のよう、下のビデオを見比べるとよく分かる。ちゃんとした映像が必要な場合は普通のカメラで撮影すればよい。
  掲載したビデオの尺はみんな30秒、同時スタートさせて比較をすると違いが分かる。車速は毎回違うので脳で等価変換をしてほしい。
Webcam pro 9000とDebut録画ソフトの組合せで撮影、640x360px, 30fps, 2048bps, mp4.

Canon PowershotG10で撮影、640x480px, 30fps, H.264, mov,ビットレート不明

2010/6/7 追記
毎秒24コマはどんな感じかと思いNikon d300sで同じ被写体を撮ってみた。オリジナル映像は1,280x720px24fps。

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