2007年9月15日土曜日

「和幸」昔懐しサウンド

  ジ・アルフィー坂崎幸之助が司会の番組にフォークルの加藤和彦が出演し「和幸」(Kazukoh)というユニットでCDを出したということで演奏もしていた(カラオケ/くちパクだと思う)。妄想の世界のデュオだという。60~70年代のフォークやポップスの風味をあちこちからパクッてきたアレンジで冗談音楽として楽しくできていた。CDも買ってしまった。和幸の二人は抑制した曲作りにしているが、聴くだけの私としては著作権ギリギリまでフレーズをコピーしてほしかった。その方がもっと楽しくもっと分り易くなる。

  サイモンとガーファンクル風、高田渡というよりは拓郎の「落陽」+S&Gの「コンドルは飛んでゆく」風、PPM風、ビージーズ/スコットマッケンジー風、ビートルズ風と、いつか何処かで聞いたことがある懐かしい音色だ。私のお勧めはMrs.ロビンソン風の「サタディナイト・ムービー」。さわりの部分だけだがこちらのページで試聴できる。

  CDには入っていないが、三線(さんしん)をまじえた楽器編成の「悲しくてやりきれない」とウクレレで唄う「あの素晴らしい愛をもういちど」は、冗談とは違う新しい編曲として良かった。
  
コロムビアMEが配布している映像、PLAY釦をクリック!。

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