2007年4月17日火曜日

ホームスタジオ

  ガラスや金属の被写体撮影では、反射やテカリを極力抑えることが肝心です。球形の面光源の中央に被写体を置いて撮影するのが理想ですが、現実的には半球形のドーム状の擬似的面光源を使うことになります。白い布に複数のライトを当て光が全面に均等に行き渡るようにし、開口部からはレフ板などで手前からの光量不足を補います。
  写真撮影用に売られている照明器具は高価なので、今回は普通のデスクスタンドを2本とクリップ付きの電球ソケットをマイクスタンドに付けて使いました。白熱灯など熱を持つ光源は布を焼いてしまうので電球は蛍光灯にしました。
  グラスなど小さな被写体の細部までチェックするのには、カメラの液晶画面では小さすぎます。そこで、パソコンから絞りやシャッタースピードなどを制御しつつ、撮影と同時にフル画面で写真が表示されるカメラコントロールソフトウェアも使いました。

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